今まで過去にアゴが痛くなったことのある方へ( ; ; )
今回は、口が大きく開けられない、物を噛むと顎が痛い、疲れたりストレスが溜まると顎が痛くなる、そんな「顎関節症(がくかんせつしょう)」の疑いのある方に見ていただきたい内容です。
顎関節症のセルフチェック項目と、痛みが出た時にケアしてほしい筋肉3つを教えていきたいと思います。
今回の投稿内容で、
自分が顎関節症なのか、痛みが出てしまった際にどう対処すべきかを知ることができます!
まず、顎の痛みが顎関節症かどうかを確認するチェック項目は、
◯アゴが痛い
口の開閉で痛む、思い通りに動かない
◯アゴが疲れる
食べ物が噛みにくい、食事をしているとだるい、話をしていると疲れる
◯口を大きく開けられない(人差し指、中指、薬指の3本を縦にして口に入らない)
◯音がする、違和感がある
口の開閉時に音がする、噛み合わせに違和感がある、顔にゆがみが出ている
こちらが1つでも当てはまれば顎関節症の疑いがあります。
そして、顎の痛みが出てしまった時にセルフマッサージしてほしい筋肉は、
①咬筋(こうきん)
…歯を食いしばった時に顎の外側で硬くなり、硬い食べ物を噛み砕くときに働きます
②側頭筋(そくとうきん)
…こめかみにあり、下アゴを引き上げ(口を閉める)や顎を後ろに引く時に働きます
③胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
…顎関節の動きとも連動し頭と首の姿勢制御をしている筋肉で、歯ぎしり・食いしばりなどによって顎関節や側頭骨に偏った緊張が加わると、胸鎖乳突筋もこわばります
ただ、顎関節症を根本的に改善させるために、顎関節周囲の痛みだけでなくそれに付随する首・肩周りの筋肉の緊張を改善させる治療、そしてその緊張が起きないよう姿勢を改善し、顎の動きを根本から改善する治療も必要になります。
上記3つの筋肉のセルフマッサージに併せて、首肩の筋肉の緊張を改善し、姿勢改善を促すストレッチも行っていただきたいです。
まずは自分でセルフチェック、セルフケアをしていただき、改善がみられない場合は当院に問い合わせ下さい(^_^)
そして、当院の治療でも改善がみられない場合は口腔内の問題と考え専門医への転医の判断もさせていただきます。
みなさんのステキな笑顔(^_^)が曇らないよう、そしてストレスなく毎日が過ごせるよう、お手伝いをさせていただければと思います!
静岡県静岡市駿河区下川原5-36-17